こんにちは、リコです。
円満な夫婦生活を送っていると思っていたのに、ある日突然、離婚を言い渡されたら、どうしますか?
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突然の離婚通告
依頼者さんの中に、或る日突然、夫から離婚を言い渡されて、ショックで病気になってしまった方がいました。
夫は確かに変わっている人だけど、彼女は夫を助け、夫が夢を叶えられるようにサポートし、長年連れ添ってきました。
離婚を言い渡される直前も、特に険悪な関係だったというわけではなく、たまには喧嘩もするけれど、仲良し夫婦でした。
そんな彼からの突然の離婚通告。
青い鳥を見つけに行きたいんだ。だから、離婚しよう。
・・・・・・え?
男って・・・
病気で寝込んでしまった依頼者さんも、時間が経ち、今では調停期日に裁判所に来られるくらいには回復してきたのですが、調停で待っている間に、彼女がこんなことを言っていました。
最近、同じような境遇の人たちとSNSで繋がったんですけど、みんな夫から同じようなことを言われているんですよ。
本当に、どっかからコピペしてきたの?っていうくらい、同じこと言われてるんです。
例えば、こんな感じで離婚に応じるよう働きかけてくるのだそう。
運命の人に出会ったんだ。
人生は一度きりさ。
君といても本当は幸せじゃなかったんだ。
お互いのために離婚しよう。
籍だけ抜いてくれたら、一緒に住み続けてもいいよ。
(注:夫に再婚したい人がいる場合に言われる。)
確かに、他の依頼者さんでもこんなこと言われてる人いました!
人生一度きりだから俺は俺の人生を行く!
だから、今までみたいに生活費は払えない。
とかいう夫がいました!
ピーターパン症候群?
こういうことを言う男性って、ピーターパン症候群というやつなのではないかと思うんですよね。
もちろん上記の依頼者さんがSNSで繋がったという人たちの夫のことは存じ上げませんが、少なくともこの依頼者さんの夫に関しては、色々なエピソードを聞くたびに、「ピーターパン症候群」というワードが私の脳内でチラついてまして。
ピーターパン症候群とは、
1983年にアメリカ合衆国の心理学者ダン・カイリーが著した『ピーターパン症候群』(原題:Peter Pan Syndrome)で提唱されたパーソナリティ障害とされたもの。
大人という年齢に達しているにもかかわらず精神的に大人にならない男性を指す言葉。カイリーは著書の中で、ピーターパン症候群を「成長する事を拒む男性」として定義している。
ウィキペディア
とのことです。
より具体的に、上記著書の内容をまとめた部分を見ると、
「ピーターパン」は人間的に未熟でナルシシズムに走る傾向を持っており、『自己中心的』・『無責任』・『反抗的』・『依存的』・『怒り易い』・『ずる賢い』というまさに子供同等の水準に意識が停滞してしまう大人を指す。
・・・
結婚によって家庭を築いていくということも困難な境遇に陥り易い。可能性があるとすれば、積極的なリードができ、なおかつ相当な放任主義者の女性に限られてくるであろう。
ウィキペディア
とのこと。
まさにこの依頼者さん、「積極的なリードができ、なおかつ相当な放任主義者」なんですよ!
夫からこんな目に遭わされてるのに、おおらか過ぎでしょ!
といつも言ってしまうくらい、今でもものすごくおおらかで。
しかもカイリーの著書の内容をより詳しく説明しているこちらのページによると、ピーターパン症候群の人と結婚すると、
結婚後、妻たちは夫をつなぎとめておくのに一苦労する。また、家庭人となった後も、家族より仲間を大事にしがちで、これも妻の頭痛のタネ。
とのこと。また、ピーターパン症候群の人は、45歳以降になると、
これまでのライフスタイルに反抗し、もう一度、人生を取り戻そうといろいろな事を企てる。
らしいんですよ!まさに依頼者さんの夫は、人生を取り戻そうとしているのですね。。。
・・・と、説明を読めば読むほど、
やっぱりこの依頼者さんの夫はピーターパン症候群なのかな?
という疑惑が深まりました。
結婚生活は難しいかも?
いつまでも子どものように純粋で、夢を追いかける男性って、ときに眩しく輝いて見えることもあると思うんですよね。
海賊王に俺はなる!
みたいな。(出典:ONE PIECE)
だけど、あまりに子どもっぽくて無責任な男性だと、よっぽどあなたが「積極的なリードができ、なおかつ相当な放任主義者」でない限り、円満な夫婦生活はかなりハードルが高そうです。
また、そのような女性であっても、この依頼者さんのように、夫が45歳を過ぎると、ある日突然、離婚通告を受けるかもしれません。
ピーターパンのような男性との結婚を考えている場合には、相当な覚悟が必要そうですね。