こんにちは、リコです。
今回の記事では、お金持ちの独身男性にありがちな勘違いについて、書いてみようと思います。
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ありがちな勘違い
最近、30代の高身長イケメン社長さんとお会いする機会がありまして。
その方、背が高くてスラッとしてるし、爽やかそうなルックスで、パッと見、
女性には、全く困らなさそう・・・
な感じ。なんですが、次の瞬間には、
うわ、これ、絶対結婚しない方がいいタイプだわ・・・
ってなりました笑
なんでかというと、こんなこと言ってるんですよ。
結婚したいんですけどねー。
結婚したら、財産半分持ってかれちゃうじゃないですか。
それがちょっとねー。。。
・・・出ました!
ある程度お金を持っている独身男性のほとんどがしている勘違い。
結婚したら、財産分与で財産半分持ってかれちゃう説。
これ、本当に多くの独身男性がそう思ってるみたいなんですよね。
リベ大の両学長も、結婚すると言ったら、「財産半分になっちゃいますね!」って言われた、というような話をYouTubeライブでしてましたね。。。
正しくは・・・
でもこれ、間違ってるんですよね。
なぜかというと、財産分与というのは、結婚後にふたりで増やした財産については、離婚するなら半分にしましょうねっていう制度なんですよ。
それに対して、
結婚すると俺の財産半分取られちゃうじゃん?
だから結婚はちょっとね〜
とか言ってる男性が心配しているのは、現時点までに、自分が築き上げてきた財産のことなので、そもそも財産分与の対象外なんですよ。
セレブ男子の勘違い | 正しい財産分与 | |
財産分与の対象 | 俺がこれまで築き上げてきた財産全部 | 結婚してから離婚するまでにふたりで増やした財産 |
だから、本当はそんな心配する必要ないんですよね。
結婚後に稼ぐ予定のお金についてまで分けるのは嫌!って思ってるんだったら、むしろ結婚しちゃダメですよね。絶対に相手を不幸にしますし。。
ありがちな勘違いその2
あと、もうひとつ、いつも不思議なのは、
財産持ってかれちゃうのがちょっとね〜
とか、
金目当ての女はちょっとね〜
とか、
ああ!真実の愛が欲しい・・・!!
とか言っている男性に限って、俺金持ってますアピールが激しいのなんで???
だってね、これまで出会ったどの方も、出会った瞬間から、
会社やってまーす。
とか、
あ、もう自分FIREしてるんで。
とか、お金の匂いをプンプンさせてくるんですよ。
・・・自分から、金目当ての女を引き寄せにかかっているようなものなのでは・・・
それで、金目当ての女性を引き寄せておきながら、
お前もどうせ俺の金が目当てなんだろ!!
とか言ってたら、自己矛盾も甚だしいですよね。。。
理想の結婚
そもそも結婚する前から、離婚することを前提に
俺の財産は渡さない!
とか言うような男性、女性の方だって願い下げだと思うんですよ。
両学長とともに私が大好きなメンタリストDaiGoさんもよくおっしゃっているのですが、
君になら、僕の全財産を渡しても構わない!
と思えるような女性と結婚するのがきっと理想ですよね。
現実的対処法
とはいえ、そのような女性と結婚できたとしても、数年後に離婚しない保証はありません。
そこで、実際に離婚になった際に経済的損失を小さくするための現実的な対処法をお伝えしておきます。
まず、財産分与のポイントは以下のとおりです。
財産分与のポイント
- 結婚している間にふたりで増やした財産を半分にする
- 実際には、別居時点に存在するプラスの財産を合算して半分にする
- 結婚前から持っている財産や、親から贈与されたり相続したりした財産(=特有財産)については、分与対象外
- ただし、特有財産が結婚後の家計に混入している場合=特有財産であることが証明できない場合には、分与対象になる
そして、結婚を躊躇している多くのセレブ男子が心配しているのは、これまでに自分が築き上げてきた財産を取られないか、ということだと思います。
もう1回言いますけど、これからふたりで築いていくはずの財産についてまで取られたくないと思うんだったら、そもそも結婚しちゃダメですよ。
そこで、私からのアドバイスは、以下のとおりです。
結婚後は、新しく口座を作って、結婚前まで使っていた口座には、基本的に手をつけないようにしましょう!
例えば、結婚前から使っている預金口座に、結婚後に受け取る給料とか配当金とかが入ってきて、その口座からお金を消費してしまうと、消費したお金が結婚前に貯めたものか、結婚後に貯めたものかの判断なんてできなくなりますよね。
このような状態だと、明確に特有財産を共有財産から分離することが困難なので、特有財産も引っくるめて分与対象にしましょう、という話になりがちです。
結婚前から保有している株の配当金は、特有財産と解されるのが一般的かと思いますが、それが夫婦の家計口座に入金されていて、生活費として使っているという状況であれば、その入金分も引っくるめて分与対象になると考えられます。
これは証券口座についても言えることです。
結婚前から保有している株式等であれば、基本的に分与対象にはなりませんが、同じ証券口座で、結婚後に買い増したり売ったりしていれば、どれが結婚前から保有していたものかが明確に区別できなくなってしまうので、やはり特有財産も引っくるめて今あるものを分与対象にしましょう、という話になりがちです。
なので、どうしても
俺がこれまでに築いた財産はたとえ妻にでも渡したくない!
と思うようであれば、
- 結婚前と結婚後で明確に口座を分ける
- 結婚前の口座には触らない
- 結婚前の口座の詳細は妻に教えない
という対策を取るのがよろしいかと思います。
結婚を躊躇しているセレブ男子のみなさまへ
そんなわけで、
結婚したら、俺がこれまで稼いだ財産の半分を持って行かれる、という心配は杞憂です!
ぜひ、
君になら、僕の全財産を渡しても構わない!!
と思えるような素敵な女性を見つけて、幸せな結婚をしてください。
応援してます!