こんにちは、リコです。
「夫の不貞を知ってしまったら」という記事にも書いたように、夫の不貞を知ってしまった妻は、精神的苦痛を味わいながらも様々な決断を迫られます。
なのですが、その原因を作った夫は、なかなかトンチンカンな動きを見せることがあります。
なぜか登場する夫
夫の不貞を知った妻は、夫と離婚するのかどうか、不貞相手に慰謝料請求をするかどうか悩み、弁護士に相談をしに来ます。
とりあえず夫とは離婚せずに、不貞相手にだけ慰謝料請求をしたいということもあります。
その場合、弁護士は、慰謝料請求権を有する妻から依頼を受けることになるわけですが、なぜか、途中から妻との打ち合わせに夫が参加するようになったり、本来妻が相談に来るべきところを、なぜか、妻の代わりに夫が相談に来たりすることがあります。
不貞発覚後の夫婦というのは、利益相反の可能性があるので、できれば一緒に話を聞くことはあまりしたくないのですが、なんかやたら登場したがる夫もいまして。
夫の不思議な言動
話が聞きたいだけで黙っていてくれるならいいんですけど、やたら自己主張が強かったりして。
私が利益相反の可能性について説明していると、自信満々に、
先生、私と妻は離婚しませんよ?
と言ったり。
いや、それ決めるの妻だから。あなたには決定権限なんかないからね?
ダブル不倫で、不倫相手に慰謝料請求をしたものの、不倫相手の夫からも自分の夫が慰謝料請求をされてしまい、妻が請求を引っ込めようかどうか悩んでいると、
◯◯家(注:夫婦の苗字)として一度請求をした以上は、引っ込めるわけにはいかない!先生、このまま慰謝料請求しちゃってください!
と言ったり。
いや、そもそも不倫したの自分でしょ?原因作っておいて、どの口が言ってんの?
これって一体なんなんでしょうね?
まあ不倫が発覚した後も、不倫相手の味方をして
あいつに慰謝料請求はしないでやってくれ
とか言う夫もいる中で、きちんと心を入れ替えて妻の味方をする、というスタンスなのかもしれませんが、なんかそれじゃない感が拭えません。
逆に、不倫妻がこういうよくわからない自己主張をするケースにはお目にかかった記憶がないです。
私自身が女性なので、自然と不倫夫に対して厳しい目で見ているだけなのかもしれませんが、本当に真摯に反省しているのなら、おとなしくしていればいいのになって思ってしまう今日この頃です。