依頼者との距離感

こんにちは、リコです。

依頼者との距離感というのは、弁護士によってかなり異なります。

あるべき距離感

弁護士というのは、依頼者の望みを実現するべく依頼者の代わりに行動するのですが、何でもかんでも依頼者のいいなりになるわけではありません。

なるべく依頼者の要望に応えるよう行動すべきではありますが、例えば、

依頼者
依頼者

あの不倫女の悪事を会社にばらしてやりたいんです!

とか言われたら、これは拒否しないといけません。名誉毀損になる恐れがありますので。

他にも、

依頼者
依頼者

この事実で妻を脅して言うことを聞かせてください!

とか、脅迫になっちゃうから無理!みたいな。

他方で、あんまり依頼者の要望を拒否し続けると、

依頼者
依頼者

誰の味方なのよ!!

となってしまうので、さじ加減が難しいところです。

なるべく依頼者に寄り添いつつも、法的に無理のある要望であれば、そこはきちんと修正できる距離感で付き合うべきなのだろうと思います。

距離の近すぎる弁護士

そんなわけで、依頼者とは、程よい距離感で付き合っていく必要があると思うのですが、その弁護士のスタンスなのか、依頼者のキャラクター的に仕方なくそうしているのか、たまに依頼者と同化しすぎじゃない?という弁護士に遭遇することがあります。

例えば、

明らかに法的にアウトな主張を堂々とする弁護士。依頼者との関係上仕方なくなのかもしれませんが、堂々と主張しているのを見ると、この弁護士大丈夫かな?とこちらまで心配になってしまいます。

感情的に下品な言葉で対立当事者を誹謗中傷する弁護士。いくら依頼者の意向だとしても名誉毀損になりかねない表現はアウトです。・・・とはいえ、私も自分では品位を損なわないよう気をつけているつもりではありますが、裁判所に提出する書面を書いていて気分が乗ってくると、依頼者と同化して表現が過激になってしまうことがあるので要注意だと思っています。

めちゃくちゃ喧嘩腰な弁護士。そもそも弁護士は、対立当事者が冷静に話し合いができるように間に入るので、当事者同士が対立していても、弁護士同士まで対立する必要はないはずなのですが、やたら喧嘩腰な弁護士がたまにいます。こちらは冷静に穏やかに話をしようと思っているのに、怒鳴ってきたりして。お互いの立場は理解しつつも穏やかに話し合いたいのに、あまりに喧嘩腰で来られると、弁護士の意味ないじゃん!とか思ってしまいます。

・・・なんでこんな話になったのかというと、つい最近、

これ、裁判所的にNGなやつじゃない?

という内容の書面を相手方代理人の弁護士から受け取ったからです。

すかさず裁判所に提出しましたけど笑

明日は我が身、ということで、うっかり自分の書いた書面が裁判で不利な使われ方をされないように、気をつけたいと思います。

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