こんにちは、リコです。
日々離婚相談を受けていると、こういうことを言う相談者に遭遇します。

お金の問題じゃないんです。
けどねー、これ言われた瞬間に、

・・・依頼受けたくねぇぇぇぇぇ!!!
って思っちゃうんですよね。
Table of Contents
「お金の問題じゃない」発言が出てくる文脈
この発言が出てくるのは、たいてい費用倒れになるようなケースです。

残念ながら、本件は不貞行為の証拠がほとんどないに等しいので、慰謝料を請求して相手が任意に支払に応じてくれなかったら、裁判では負けて1円もお金がもらえない可能性が高いですよ。

お金の問題じゃないんです。
自分がいかにひどいことをしたのかを自覚させたいんです。

・・・でもそもそも「ひどいことをした」証拠がないので、裁判所は相手が「ひどいことをした」とは認めてくれませんよ?
とか、

これまであなたはずっと仕事をされていて、専業主婦の奥様がお子様の面倒をみていたんですよね?
その状況で、あなたが子どもを引き取りたいと主張したとしても、認められるわけないですよ。

お金の問題じゃないんです。
とにかく子どもを引き取りたいんです。
お金はいくらでも支払います。

いや、お金払ってくれるのは結構ですが、いくらお金払ってもらっても、ほぼ確実に負けますよ?
みたいな。
「お金の問題じゃない」人の相談姿勢
そして、「お金の問題じゃない」という相談者の多くが、こちらの説明をほとんど聞いていない相談の初期段階から、前のめりに依頼を受けるよう要求してきます。

とにかく、何が何でも依頼したいです!!!
みたいな。
ですが、

待ってください、誰に対する何の手続を依頼されるんですか?
ってところがそもそもわからなかったり、

あなたが希望している◯◯と△△は両立し得ない内容ですが、どちらを優先されるんですか?それによって、依頼内容も変わってきますが。
みたいにそもそも依頼内容が支離滅裂だったり、

・・・その、金払えばなんでもやるんだろ、的な圧、どうにかならない?
みたいに金はあるアピールしてきたり。。。
こちらがいくらその手続に係るリスクや費用について説明しても、

お金の問題じゃないんです。
っていうばかりで、きちんと説明を聞き入れてくれない印象なんですよね。
「お金の問題じゃない」人って
結局のところ、感情が暴走してる人なんですよね。
もちろん、離婚相談にいらっしゃるような方々は、感情的に不安定になっているケースが多いのですが、特に感情が暴走している度合いが強い人ほど、二言目には

お金の問題じゃないんです。
って言いがちな印象です。
だけど、当然のことながら、感情って当人たちにしかわからないし、ごく主観的なものじゃないですか。
弁護士やら裁判所やら、第三者が介入した時点で感情を基準に物事を解決することなんてできなくなるわけですよ。
だから、客観的基準としてのお金の問題として扱わざるを得なくなるんです。
つまり、弁護士に依頼する時点で、それはお金の問題として扱わざるを得なくなる、ということなんです。
・・・そんなわけで、感情に任せて弁護士に依頼しようとしているそこのあなた、

お金の問題だ、って思えるくらい冷静になってから、依頼してもらえませんかね?
いやね、私に依頼したいって思っていただけるのは大変光栄なことなんです。それは本当です。
だけど、感情が暴走した状態で、自分が何を依頼しているかもわかっていない状態で依頼を受けてしまうと、結局依頼者様の利益を害する形になってしまうので・・・

しっかり説明を聞いていただいて、その内容に納得していただいた上でご依頼いただけると、大変ありがたいです。