離婚を突き付けられたら覚悟すべき3つのこと

こんにちは、リコです。

離婚相談というと、「離婚したい」という相談のイメージが強いと思いますが、中には

相談者
相談者

離婚したいと言われてしまいました。どうしたらいいんでしょうか?

というご相談も当然にあります。

離婚したい場合の進め方というのはある程度決まっているのですが、離婚を突き付けられた側の対応というのは、その人の状況や価値観、気持ちなどによって本当に人それぞれです。

ですが、離婚を突き付けられてしまった以上、覚悟しなければならないことがあります。

それは、以下の3つです。

  1. いつかは絶対に離婚しなければならないこと
  2. 確実に経済状況が悪化すること
  3. それでも生きていかなきゃならないこと

それぞれ解説していきます。

1 いつかは絶対に離婚しなければならないこと

基本的に、離婚は相手の同意がないとできないのですが、時間をかけて裁判手続に持ち込めば、相手の同意がなくてもいつかは必ず離婚できるようになっています。

つまり、離婚を突き付けられた側がいくら抵抗しても、いつかは必ず離婚になってしまうということです。

その「いつか」は人によって違うので、離婚を突き付けられてから10年以上粘る人もいます。

ですが、その間、離婚したい側からは徹底的に無視され、嫌われ続けながら、夫婦の実態は全くない状態で、法律上だけ夫婦でいるというその生活は、

私

なかなか辛いんじゃないかなあ。

と思います。

そんなわけで、離婚を突き付けられたら、

潔く応じるのか

ある程度納得できる条件を引き出せれば応じるのか

条件なんか度外視で徹底的に粘るのか

私

もっとも女性の場合には、粘れば粘るだけ婚姻費用がもらえる場合が多いので、完全に条件度外視というのは、婚姻費用を払い続けながら粘る男性の場合に当てはまる表現かもしれません。

どこかの段階で必ず決断しなければならないのです。

2 確実に経済状況が悪化すること

ほとんどのケースでは、離婚に向けて進み出すと、確実に経済状況は悪化することになります。

1)同居中

離婚話が出るほど仲が悪くなっていますので、どうやれば夫婦の財産を増やしていくのかを相談することなど期待できません。

それどころか、離婚が視野に入ってくると、自分の財産は隠そうとし、相手の財産は暴こうとするようになります。

2)別居後

単純に考えて、一つの家で暮らしている時よりも、家賃等の住居費や光熱費等が増えます。

年収が高い方は低い方に対して婚姻費用(=相手の生活費+子どもの養育費)を支払う必要が出てきますので、夫の年収が妻の年収を大幅に上回っているケースを想定すると、

夫が離婚を突き付けられた場合には、婚姻費用も請求されることになります。高年収の男性の場合には、同居中に生活費として渡していた金額よりもずっと高額の婚姻費用の支払を請求される場合もあります。

妻が離婚を突き付けられた場合には、逆に最低限の婚姻費用しか受け取れなくなります。なぜなら、早く離婚したい夫は、妻にも早く離婚したいと思ってもらいたいので、もはや妻に多めにお金を支払うインセンティブがないのです。特に同居期間中の浪費が原因で離婚を突き付けられたような場合では、相当生活は苦しくなるでしょう。

3)離婚後

離婚に際して大きくお金が動くのは財産分与です。

財産分与というのは、婚姻期間中に増えた夫婦の財産を半分にわけましょうというものです。

ここでも夫の年収が妻の年収を大幅に上回っている場合を想定すると、

夫が離婚を突き付けられた場合、今ある財産だけでなく、将来的に受け取れるはずの退職金や年金すらも含めて半分持っていかれることになるため、確実に財産は減ることになります。

そもそも離婚したいわけじゃないのに、離婚を突き付けられた上に財産も半分持っていかれるなんて、かなり悲惨です。

妻が離婚を突き付けられた場合、財産分与である程度多額のお金を受け取れることがあります。また、夫が早く離婚したい場合には、財産分与に加えて一定期間の婚姻費用相当額を上乗せしてもらったりすることもあります。

なので、人によっては、婚姻期間中よりも自由になるお金が増える場合もありますが、夫婦の総額よりも財産が減ることは明らかです。

また、別居期間も含めて婚姻期間中は生活費を支払ってもらうことができましたが、離婚後は生活費はもらえなくなります。

3 それでも生きていかなきゃならないこと

お客様の中には、

離婚したくない妻
離婚したくない妻

私はしたくもない離婚をさせられるのだから、婚姻中と同じ生活レベルは当然に保障されるべきですよね?

と考える人もいるのですが(特に浪費が原因で離婚を言い渡される妻に多い)、それは無理なのです。

どうあがいても、婚姻中と同じ生活レベルを維持することはできないんですよ。

そこを理解できずに、超高額の婚姻費用の請求をし続ける妻もいるのですが、大抵の場合、支払ってもらうことはできません。

離婚したくない妻
離婚したくない妻

それじゃ生活できません!!

と言われても、そこは、

私

もっと節約して何とかしてください。

としか言えないのです。

当然ながら、離婚後もあなたの人生は続いていきます。

場合によっては、子どもの人生もあなたが引き受けることになります。

絶対に離婚したくなくても絶対に離婚になること、絶対に経済状況が悪化することを想定して、それでも生きていくために今後の生活の見通しをつけることが絶対に必要になってくるのです。

まとめ

このように考えてくると、個人的には、離婚を突き付けられた場合には、相手の早く離婚したいという気持ちを逆手に取って、なるべく金銭的に有利な条件を引き出した上で、早めに離婚に応じるというのがベストなんだろうなと思っています。

だけど、やっぱりお金では測れない気持ちの問題があるのも事実です。

もしあなたが離婚を突き付けられた場合には、

  1. いつかは絶対に離婚しなければならないこと
  2. 確実に経済状況が悪化すること
  3. それでも生きていかなきゃならないこと

を踏まえた上で、ご自身にとって最善の選択をしていただければと思います。

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