こんにちは、リコです。
最近、知り合いの女性から、
結婚生活を続けるなら、単身赴任は3年が限界
という話を聞きました。
単身赴任3年限界説
確かに、3年も経てば、相手がいない生活にも慣れてしまいますよね。
週末婚と同様に、毎週末に必ず家に帰って会うとかして定期的に一緒に過ごす時間を作らないと、
あれ?そういえば、私結婚してたっけ?
独身時代と変わらなくない?
とかなりそうです。
子どもがいれば、子どもとだけの生活に慣れて、むしろたまに戻ってくる夫はじゃま、なんてことにもなりそうです。
こうなってしまうと、夫は生活費を振り込んでくれるだけのATMと化してしまいそうです。
夫の方でも、単身赴任中は、同居中に比べて格段に浮気がしやすいので、やはり心が離れて行ってしまいがちです。
ギリギリ踏みとどまれて、健全な婚姻関係に戻れるギリギリのラインが3年ということなんでしょうか。
離婚と単身赴任
それはそうと、日々離婚相談を受けていると、当然単身赴任が長い夫婦のご相談を受けることも多いです。
やはり単身赴任中にどんどん心が離れていくようになってしまうんでしょうか。
私が、離婚にはある程度別居期間が必要だという話をすると、
4年前からずっと単身赴任なので問題ありません。
とか、
結婚してすぐ単身赴任になって、ずっと別居しています。
とか、言われることがあるのですが、
単身赴任 ≠ 離婚に向けた別居
です!
裁判所的には、いくら単身赴任期間が長くても、直ちにそれを離婚を認める材料として見ることはしません。
なので、単身赴任中に離婚の意思を固めたのであれば、なるべく早い段階で、形に残る方法で、離婚の意思を相手に伝えましょう。
そうすると、その時点からは、「離婚に向けた別居」としてカウントしてもらえることになります。
別居開始時点の重要性については、「別居に同意は必要か」という記事で説明していますが、単身赴任の場合は特にもめやすいです。少しでも自分の財産が少なく、相手の財産が多そうな時期にしようとか考えたりしだすと、なかなかに熾烈な争いに発展することもあります。
ですが、離婚したい側からすれば、別居開始時点は少しでも早い方が良いのは確実なので、気持ちは揺らがない、絶対に離婚する、と決めたのであれば、1日も早くその意思を表明した方が良いでしょう。
ただし、一時的にでもその後に同居に戻った場合には、基本的にはそれまでの別居期間はチャラになりますので、その点にはお気をつけください。