こんにちは、リコです。
みなさんの周りにも、何でも自分が正しいと思っている人っていませんか?
何でも自分が正しい人
離婚事件を扱っていると、結構な頻度で「何でも自分が正しい人」が登場します。
妻のこういう部分は正すべきです。
妻にはこういうところがあるので正さないといけません。
夫は間違っています。
夫のこういうところを直させる必要があります。
みたいな感じで、配偶者の更生を自らの当然の権利であるかのように主張してきます。
だけど、これ、
他人は変えられない
という大事な前提が欠けています。
そして、これは完全に個人的な印象ではあるのですが、こういう人って、たいてい望んでいないのに相手から離婚を突き付けられている側なんですよね。
なので、そもそも自分にとって不本意な展開(=離婚を要求される)にフラストレーションがたまって、その状態を解消したい(=自分にとって間違っている状態を改善したい)というのは理解できないでもないのですが、
・・・そういうとこだよ。
って思っちゃいますよね、やっぱり。
そうやって何でも自分が正しい前提で向かって来るから、相手は逃げたい=離婚したいと思ってしまうのではないかと思うのです。
正義の数はいくつ?
なので、今現在、配偶者から離婚を要求されているとか、現状が自分にとって不本意で納得がいかない、という人には、次の動画をオススメします。
私が尊敬するリベラルアーツ大学・両学長の人生論についての動画です。
いかがでしょうか?
正義は人の数だけあるんです。
なので、あなたにはあなたの正義があるように、相手には相手の正義があります。
相手の正義をあなたの正義に合致するように曲げさせるなんて、不可能なんですよ。
このことが腑に落ちれば、自然と言動も変わりますし、風向きも変わると思いませんか?
動画で言及されている原因自分論については、「悲劇のヒロインvs悲劇のヒーロー」という記事をご覧ください。