こんにちは、リコです。
日々生活していると、多かれ少なかれ、「交渉」することってありますよね。
私も仕事柄、「交渉」することは多いです。
でも、いつも
交渉って難しいなあ。。。どうやったらうまくできるようになるのかな。。。
と、悩んでばっかりです。
ですが、そんな私の気持ちなどつゆ知らず、
先生、夫と交渉してください!!
とおっしゃるお客様は多いわけで・・・
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交渉とは?
そもそも交渉ってなんなんでしょうね?
グロービズ経営大学院のHPによると、
交渉とは、利害関係のある二者(もしくは複数)が、互いの要求を主張して、最終的な妥結点に到達するプロセス。ネゴシエーション。
グロービズ経営大学院HP
だそうです。
そして、交渉で重要なのは、交渉の構造を理解すること。
さらに、こちらの主張に対してどのような対応をするか、相手の主張に対して、こちらがどのような対応をせざるを得ないかというプロセスを考えることも重要だそうですよ!
要するに、互いに主張を出し合いながら、合意できる地点を探して行われる駆け引きのことですよね。
交渉が何かを理解してくれない人々
だけど、
先生、夫と交渉してください!!
っていう人に限って、交渉が何かを全く理解してくれないんですよ。
先生、夫にあれをやるように言ってください。
夫にこれをやるように言ってください。
夫にあれをああしてこれをこうするように言ってください。
わかりました。相手に伝えますね。
相手からは、こうして欲しいという要望が来ていますが、どうしますか?
なんで私が夫の言うことを聞かないといけないんですか?
聞かないといけないってことはないですが・・・
でも、相手の要望もある程度受け入れないと、こちらの要望も通りませんよ。
こちらの要望を通すのは、先生の仕事じゃないんですか?
夫の言うことなんか聞きたくありません。
そう言われましても・・・
あなたがそんな態度だと、夫もあなたの要望を受け入れてくれませんよ。
先生に交渉力がないのを、私のせいにするんですか???
いや、そういうわけでは・・・
みたいな。
交渉材料をください
あちらの記事やこちらの記事でも書きましたが、やっぱり、交渉にはパワーバランスが重要だと思うのです。
ですが、交渉が何かを理解してくれない人々に限って、ポジション的にも弱かったり、自分から不利になるような行動をしてしまったりして、交渉しようがない状況に弁護士を追いやるんですよ。。
その上での、これ。
先生、夫と交渉してください!!!
もちろん、お気持ちはわかりますよ?
安くないお金を支払って弁護士に依頼しているわけですから。
でもね、弁護士だって、できることとできないことがあるわけですよ。
だから、お願いします。交渉しろって言う前に、
交渉材料をください!!!