こんにちは、リコです。
このブログのタイトルからもお分かりかと思いますが、私は淡い結婚への憧れを捨て切れないながら、日々離婚相談を受けまくるというある意味矛盾した生活を送っています。
結婚したいという気持ちはありながらも、
こんな地獄のような生活を送るくらいなら、結婚なんかしない方がよっぽど幸せだわ・・・
と思うような話をしょっちゅう聞くものですから、やっぱり地雷は踏みたくないと思うわけです。
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地雷回避のための研究
そこで、ある程度の交際期間があって、結婚後数年のうちに離婚相談に来られた方で、かつ、「うわ、これは耐えられない」と思うような過酷な結婚生活を送って来られた方には、可能であれば、こう質問するようにしています。
結婚前に、気づかなかったんですか?
・・・公私混同と言われればそれまでですが、結婚前に地雷を回避できるなら、したいじゃないですか!
どんなに素敵で大好きな人だったとしても、結婚後にボロ雑巾のような扱いを受けることが分かっているのなら、未来の自分から過去の自分に教えてあげたいと思うのは致し方のないことです。
地雷回避のための研究及び考察
私の質問に対する回答は、大きく分けて3パターン。
① 全く気づかなかった。
② 今にして思えば、兆候はあったけど、当時はそこまで気にしていなかった。
③ 分かっていたけど、結婚したら変わってくれると思ってた。
既婚者で離婚を考えているみなさま、あなたはどれに当てはまるでしょうか?
①に関しては、相手が巧妙に隠しているパターンですので、事前回避はほぼ困難でしょう。気づかなかったとしても、あなたは悪くありません。
仮に、周りの人間から見れば「ヤバい」とわかるのに、恋愛に浮かれていて自分だけが気づかなかったとしても、恋は盲目と言いますから、それも致し方ないことかと思います。
この場合は、少なくとも結婚するまでは最高に幸せだったからよし!と割り切って、潔く離婚を目指しましょう。
多いのは③ですが、これはダメです。
結婚したら変わってくれると思ってた。
これまで何度、この言葉を聞いてきたでしょうか。何度、この言葉に縋って期待を裏切られ続けてきた人を見たでしょうか。
断言しますが、
結婚したって、変わってなんかくれません。
人間は、性格を変えるのに、これまで生きてきた年数の3倍かかるというような話を昔どこかで聞いた覚えがあるのですが、だとしたら、いくら「結婚」が人生の一大イベントだとしても、それによって瞬時に性格が変わるなんてこと、あり得ないはずなんですよ。
ましてやあなたの都合よく「変わってくれる」可能性なんて皆無です。
もちろん例外を否定するつもりはありませんが、毎日多くの人がその例外(=結婚したら変わってくれること)を期待しては、裏切られ続けている現実があります。
②は、①と③の中間パターンですね。何かしら違和感を感じて、このまま結婚していいのかな?という一抹の懸念はあったけれど、それを放置していたというケースです。
振り返ってみれば、結婚しなきゃよかった、ということになるのかもしれませんが、結婚相手なんて、そう簡単に次が見つかるものではありませんし、そもそも違う人間である以上完璧に性格や価値観が一致するということもあり得ないわけですから、ちょっとくらいなら目を瞑ろうという思考になっても全然おかしくないと思うんですよね。
だから、②についても回避は難しいのでは、というのが私の見解です。
地雷回避のための研究結果
こうして見てくると、①②の回避は難しそうですが、③については、
結婚したら変わってくれると思うのは無駄!!!
と心に強く留めた上で、少し冷静になって判断するようにすれば、なんとか回避できそうですね。
これからご結婚される方は、どうかこの点に気をつけて、地獄の結婚生活に続く道を選ばないようにしてください。
より慎重になるのであれば、
結婚前に感じた違和感を放置してはいけない
ということも意識されると良いかと思います。