こんにちは、リコです。
最近同僚との間で話題になったのですが、離婚したいときに、
私、好きな人がいるの。
って打ち明けた方がいいと思っている人が一定数いるみたいなんですよね。
だけどこれ、
絶対言っちゃダメなやつ・・・!!!
…というわけで、この記事では、なんで言っちゃダメなのかを解説してみようと思います。
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なんで言っちゃダメなのか
答えは簡単。
有責配偶者になってしまう可能性が高いから
有責配偶者とは
有責配偶者というのは、自ら離婚の原因を作った配偶者のことです。
法定の離婚原因はいくつかありますが、基本的に想定されているのは不貞行為です。
ですので、有責配偶者=不倫した人という理解が一般的かと思います。
そして、有責配偶者になってしまうと、とにかく離婚が難しくなってしまうのです。
なぜ離婚が難しくなってしまうのかについては、「好きな人ができたので離婚したいという人へ」という記事で解説しています。
また、いかに不倫がコスパ悪いかについては、「不倫するのちょっと待って!」という記事で力説しています。
なんで言ってしまうのか
これもわかる気がしますよね。
だって、好きな人がいるって言えば、諦めて離婚に応じてくれると思ったんです。
離婚したいと言われても、理由に心当たりがないと、なかなか納得できないので、離婚に応じる気になんかならないですよね。
逆にバッサリ振られれば、諦めがついてすんなり離婚に応じてくれる人ももちろんいると思います。
なんで言っちゃダメなのか(詳細)
だけど、すんなり応じてくれない人もいるわけで…
普通、こんなこと考える人いないですよね。
毎朝駅で見かけるあの人を好きになっちゃった。
・・・そうだ、離婚しよう!
たいていもっと関係が進んでから離婚を考えるようになるはずです。
だから、相手だって、好きな人がいるって言われたら、
・・・他に男ができたな。
って思いますよね。
そうすると、不貞の証拠を押さえられやすくなってしまうんですよ。
不倫しているというある程度の確信が持てれば、GPSを使ったり携帯を覗き見たりして証拠を掴みやすくなりますし、ある程度お金を払って探偵に調査を依頼することもしやすくなります。
だから、
好きな人ができたから離婚して。
って言うのは、
不貞行為の証拠、押さえていいよ。
って言ってるのと同じことなんですよ。
そして、証拠が押さえられてしまえば、あなたはめでたく有責配偶者というわけです。
まとめ
好きな人ができたと言うことによって、相手がすんなり離婚に応じてくれたらラッキーですが、
応じてくれなくて、自分が有責配偶者認定されてしまった場合には、離婚はとっても大変になります。
なので、多少説得に時間がかかっても、不貞の事実は隠し通した方が結論的には早く離婚できるんじゃないかと思うんですよね。
そんなわけで、リスクが大きすぎるので、「好きな人がいるから離婚したい」と言うことは全くオススメしませんが、そのリスクを取って、すんなり離婚に応じてもらえる可能性に賭けたいということであれば、止めません。
自分の信じる道を突き進んでいただければと思います。
何事もノーペイン・ノーゲインですね!
「好きな人ができたから離婚して」と言ってしまうのは、
❌「離婚しても良いのかどうか」
き聞いているのではなく
⭕️「私は有責配偶者です」と言っているものなんですね!
素人からは、ただの一方的な要求でしかないと思っていたので、これを知っていることで道を踏み外さなくて済みそうです😅
コメントありがとうございます😊
お役に立てたようで嬉しいです。