こんにちは、リコです。
夫婦関係の終わらせ方は、人によって様々です。
潔く終わらせる人、戦略的に紛争を長期化させる人、ふんわり終わらせる人、白黒ハッキリさせる人・・・
悲劇のヒロインの離婚劇
・・・とまあ、色々なパターンがあるわけですが、
一刻も早く離婚したい!!!
と言いながら、意に反して長期間の泥沼劇を繰り広げる人がいます。
こういう人達の共通点は、決まって悲劇のヒロインタイプなこと。
私が今こんな目に遭っているのは、全部夫が悪い!100%夫のせい!!私は1ミリも悪くない!!!
で、どうなるかというと、100%悪いのは夫なので、私の要求は100%通って当たり前とばかりに、不可能に近い水準の離婚条件を突き付けるわけです。
・・・そんなの、相手が呑めるわけないじゃないですか。
だって不可能だもの・・・
・・・っていうだけなら、夫はまともに見えるのですが、不思議なことに、妻が悲劇のヒロインの場合、大抵夫は悲劇のヒーローなんですよ。
だから、
(こんな無理な条件を突き付けられて)俺がこんな辛い立場に立たされているのは全部妻のせいだ!!俺は1ミリも悪くない!!!
と考えて、徹底抗戦するのです。
・・・もうね、無限ループです。お互い一歩も引かないから。
どっちも全部相手のせいで相手が憎いからお互いに早く離婚したいって思っているのに、全部相手のせいで自分が折れる理由がないから、お互いに一歩も引かなくて、何年もかかる不毛な裁判に時間とお金を費やすことになるわけですよ。
・・・嫌じゃないですか?こんなの。
原因自分論のススメ
こうした夫婦の泥沼離婚劇を担当するたびに、
ほんのちょっとでも、自分にも原因があるかもって思えたら、事態は好転するのになあ。
と思うのです。
そこで、本日は、事態を好転させるのに役に立つと思われる考え方をご紹介したいと思います。
そろそろ悲劇のヒロインでいることに嫌気が差してきた方は、こちらの動画をご覧ください。
こちらは、私がブログを始めたきっかけでもあるリベラルアーツ大学の両学長の動画です。
こちらの動画で説明している「原因自分論」とは、
全ての物事が起こった原因は自分にあると考える
という考え方です。
私は数年前に、秋山まりあさんという方の「自分原因説」を学んですごく生きやすくなったという経験があるので(こちらは潜在意識を扱っているので厳密には両方同じものではないと思いますが、自分の中に原因があると考える部分は共通しています。)、原因自分論で人生が好転したという両学長の話にはとても共感できました。
ちなみに、秋山まりあさんの本はこちらです。
悲劇のヒロインは、「原因他人論」(全ての物事が起こった原因は他人にあると考える)なんですよ。
でもこれを「原因自分論」に切り替えると、
そもそもこんな夫を選んで結婚したのは私なのよね。
となって、だったらこんな夫との関係を断ち切るのも私。
と考えられるようになり、主体的に泥沼状態を断ち切れるようになるのです。
こうやって早くに原因自分論に切り替えることができていった人から、望まぬ紛争の長期化という泥沼から抜け出すことができていきます。
もちろん中には最初から原因自分論で考えつつ、その方が自分にとって有利だと考えて、意図的に紛争を長期化させる人もいるのですが・・・
現在色々とままならない状況にいらっしゃる方は、自分が悲劇のヒロインになってしまっていないか?を確認してみてください。
そして、その状態を抜け出したいと思うのであれば、ぜひ原因自分論を取り入れてみてください。
大袈裟でなく、世界が変わります!!