こんにちは、リコです。
自分の心に正直に生きるのって難しいですよね。
だけど、どれだけ自分の心に正直に生きているかで、その人の幸福度って変わってくるのではないかと思うのです。
よろしければ、「心に正直に生きることも難しさ」という記事もご覧ください。
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心を明け渡すとどうなるのか?
日々離婚相談を受けていると、
一体あなたは誰の人生を生きているのですか?
と問いかけたくなる方がたくさんいらっしゃいます。
特にモラハラ夫の妻に多いです。
離婚したいから相談に来ているはずなのに、
別居なんて夫が許しません。
こんなことをして、夫の怒りを買わないでしょうか。
夫がこう言うので、こうなんです。
おそらく長年精神的にモラハラ夫の支配下に置かれているため、夫の言いつけを守ることが至上命令になってしまっているのでしょう。
だけど、モラハラ夫は、
出て行け!
離婚だ!
別れる!
などと簡単に言いますが、妻が自分を否定することは絶対に許さないため、妻から離婚を言い出すというのは、ある意味モラハラ夫にとって最大の裏切りとなります。
だから、やっとの思いで「離婚する」という決意をしてみたものの、すぐにモラハラ夫の支配から脱出できるわけもなく、自分の中に強烈な矛盾が生じ、精神的に不安定な状況に置かれることになるのです。
心を取り戻していくと・・・
このようなモラハラ夫の支配から飛び出してきたばかりの方は、弁護士に依頼して離婚に向けて一歩踏み出しても、まだモラハラ夫に対する恐怖心が消えていないため、最初は前述したようにモラハラ夫の顔色を窺ってばかりいます。
人によっては、モラハラ夫の怒りを買うような行動(=離婚に向けた行動)を促す弁護士に対して反発するようなこともあります。
ですが、物理的にモラハラ夫と距離を取り(別居して)、弁護士を入れることで直接やり取りをすることもなくなり、時間が経過していくと、徐々に精神的支配下から抜け出していきます。
このような方は、顔色がよくなり笑顔も増えて、相談当初とはまるで別人のようになっています。
離婚しても経済的に大丈夫なように、仕事を頑張ることで自信もつけて、
なんであんなに夫の顔色ばかり窺っていたんでしょうね?
と無邪気に笑ったりもします。
このような方々は、離婚が成立するととても晴れ晴れとした笑顔を見せてくれて、心からの感謝を伝えてくれるので、お手伝いをする側としても、とても嬉しい気持ちになります。
モラハラ夫の侵入を防ごう
だけど、
そもそもモラハラ夫の精神的支配を防ぐことができていたら、こんなに苦労することも辛い思いをすることもなかったんだろうなあ・・・
とも思うのです。
モラハラ夫を受け入れて支配されてしまう妻は、もともと心優しく忍耐強い人が多いです。
そして、優しいので、自分よりも他人を優先しがちです。
このこと自体はとても美徳だと思うのですが、おそらく自分の中のここだけは譲れない、というラインが引けていない人が多いのではないか、とも思うのです。
だから、全てにおいて相手を優先してしまい、結果として相手が言うことを聞いてくれる都合の良い存在として認識してしまい、モラハラ夫の恰好の餌食になってしまうのです。
自分で自分の気持ちがわからない、本当はどうしたいのかわからない、そんな時って誰にでもあるものだとは思います。
ですが、そこを放置して自分の気持ちを曖昧にしたままそれが常態化してしまうと、モラハラ夫の侵入を許してしまいやすくなります。
常日頃から自分の気持ちを確認する時間を取って、その気持ちを尊重する選択をすることで、将来モラハラ夫になりそうな男性はそもそも近づいてこなくなると思います。
自分を大切にすることで、幸せな結婚を掴み取りましょう!