こんにちは、リコです。
日々離婚相談を受けていると、
結婚しなきゃよかった
とおっしゃる方に頻繁に遭遇します。
だけど、これ、すごく悲しい言葉ですよね。
なので、今日はこれについて書いてみようと思います。
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「結婚しなきゃよかった」と言う人々
意外かもしれませんが、こういう言葉を使うのは、たいてい離婚したい側ではなく離婚したくない側です。
なぜかというと、離婚したい人は忙しくて、離婚したくない人は暇だからです。
・・・ちょっと暴論すぎるでしょうか(汗)詳しく説明しますね。
離婚したい人
離婚したい人というのは、基本的に目線が未来の方向を向いているんですよね。
離婚後に幸せになれるかどうかは、未来に目を向けられるか否かにかかっています。くわしくはこちらをご参照ください。
離婚したいというからには、「離婚」という目標があって、「離婚後」の未来を思い描いている。
中には、単に現状が嫌、というだけで、離婚したら具体的にどうなるのか、なんにも考えてなさそうな人もいますけどね・・・
そして、ひとたび離婚を決意したら、別居の段取り、別居後の住居の確保、仕事の調整等々、やるべきことは無限に出てきます。
別居したって、それだけで簡単に離婚できるわけではありません。
相手がどの程度簡単に離婚に応じてくれるかにもよりますが、調停や裁判等、やらなければならないことはまだまだ出てきます。
いや本当、離婚て大変なんですよ・・・
簡単にできると勘違いしている方は、とりあえずこちらをご覧くださいね。
配偶者と離れて新しい生活にも適応しなくてはなりません。
子どもを連れて別居したのであれば、今までは配偶者が分担していた分も含めて育児もひとりでしなければなりません。
こんな感じで、離婚をしたい人、特に離婚を決意して離婚に向けて動き出した人は、やることが多すぎてとにかく忙しいので、
結婚しなきゃよかった・・・
・・・なんて、過去を振り返っている暇なんてないんですよ。
離婚したくない人
一方、離婚したくない人は暇です(爆)
・・・いやいや、すみません、離婚したくない人だって、物理的にはもちろん忙しいんですよ?
配偶者に出ていかれてしまって、これまで配偶者が分担していた家事育児をひとりでしなければならなくなったりとか、配偶者のいない生活に適応しないといけないという点では、離婚したい人と状況は同じですし。
だけど、離婚したくない人からすれば、こうした生活の変化は、自ら望んだものではなくて、嫌々受け入れざるを得ない現実です。
だから、自分から進んで何か行動を起こすことはないんですよ。
だって、離婚を望んでいるのは相手なのに、自分から何か離婚に向けて積極的に行動するなんておかしいですよね?
私も積極的に離婚を望んでいないお客様に対しては、「今は特にやることないですねー」とか言うことも多いです。
だけど、相手から離婚を突きつけられたら、当然色々考えちゃいますよね・・・
なんで離婚したいんだろう。私のどこがいけなかったのかな。
あのときあんなこと言ったのがいけなかったのかな。あのときああ言わなければ離婚なんて言われなかったのかな。
それにしてもこんなことで離婚なんて言う人だとは思わなかった。
そもそもなんで私こんな人と結婚しちゃったんだろう・・・
こんな人と結婚なんかしなきゃよかった・・・
みたいな。。。
つまり、自分からは離婚に向けて積極的に動くべきポジションではないにもかかわらず、相手から望まぬ離婚を突きつけられているので、負の感情だけが頭の中でループしてどんどん増幅していってしまうのです。
「結婚しなきゃよかった」対策
とはいえ、今更「結婚しなきゃよかった」と言ったところで、結婚した事実は消えないし、過去を変えることはできないので、正直なんの意味もないですよね。
そして、そんなことは、「結婚しなきゃよかった」と言っている本人が一番わかっています。
わかっているのに、つい「結婚しなきゃよかった」と考えてしまうので、辛いし、自己肯定感もどんどん低下していってしまうのです。
本当は、目線を過去に向けるのではなく、未来に向けられたらそれが一番良いのですが、制度上どちらかが望めばいつかは絶対に離婚になってしまうので、離婚したくない人に無理やり未来=離婚後の世界に目を向けさせるのは酷というものです。
なので、応急処置的な対策を2点、お伝えします。
1 「結婚してよかった」を見つける
あの人と結婚したおかげで、こんなに可愛い子どもを授かった
あの人と結婚したおかげで、こんなに素敵な家に住むことができた
あの人と結婚したおかげで、こんなセレブな生活が送れた
などなど、本当は探せばいくらでも、「結婚してよかった」ことはあるはずなんですよね。
だけど、結婚生活もそれなりに長くなれば、「結婚してよかった」ことが当たり前になってしまっているので、なかなか気づくことができません。
しかも、相手から離婚を突きつけられていれば、相手に対して腹も立っているはずですから、ますます「結婚してよかった」ことなんて見つからないかもしれません。
だけど、ここでは「結婚しなきゃよかった」に始まる自己肯定感低下のループを断ち切ることが大事なので、「結婚しなきゃよかった」と考えている自分に気づいたら、無理矢理にでも「結婚してよかった」ことを考えるクセをつけましょう。
無理矢理にでも「結婚してよかった」ことを考えていたら、今まで見えていなかった相手の良さに気づけて少し寛容になれるかもしれません。
少なくとも、相手に対する苛立ちをコントロールしやすくなると思います。
だからって、相手に寛容になって離婚を受け入れろ、と言っているんじゃないですよ。
離婚を受け入れるにしろ受け入れないにしろ、相手に対する負の感情でいっぱいになってしまうことは、自分のメンタルにとっていいことが何一つないので、こう考えることで自分の中の負の感情をちょっとでも減らしましょう、ということです。
2 忙しくする
やっぱりこれですね!忙しくしましょう!!
子どもとの時間を増やす
仕事に打ち込む
新しい趣味を始めてみる
副業を始めてみる
資格の勉強を始めてみる
ひたすら断捨離してみる
めちゃくちゃ筋トレしてみる
なんだっていいんです。
要するに、「結婚しなきゃよかった」なんて考えている暇がないくらい、物理的に忙しくしてしまえばいいんですよ。
それでも何にも思いつかない、という方には、私も入っているリベシティの宿題リストに取り組むことをオススメします!
リベシティというのは会員の資産を増やすことを目的とするコミュニティで、宿題リストに取り組むと、お金の勉強ができて自然と資産が増える仕組みになっています。
こうやって改めて文字にしてみると、怪しさ全開ですねー笑
怪しげなマッチョライオンが色々教えてくれます笑
離婚したら、相手の経済力を当てにすることは難しくなりますので、お金の勉強の必要性はますます高まります。
自分が積極的に離婚したいわけじゃないから、特に今やることがない、だけど時間を持て余してつい「結婚しなきゃよかった」とか考えてしまう・・・そんなあなたには最適なコンテンツだと思います!
・・・こんなこと言って、私自身は全然進んでないんですけどね。宿題リスト・・・
宿題リストがある程度進む頃には、お金の不安が減って、離婚への不安も減って、だいぶ心にも余裕が出てくるのではないでしょうか。
そうなれば、「結婚しなきゃよかった」なんて言葉も出てこなくなると思います。
応援してます!